北京オリンピック競泳は、日本金2 銅3だった。
アテネが金3銀1銅4からすると、メダルを3個失った。
北島選手の活躍は予想どうりで、終わってみれば中村選手や
松田選手の銅メダルは、なんとなく想定内だった。
アテネの柴田選手や、バルセロナの岩崎選手のような、
サプライズはなく、男子4×100mリレーに関してもアテネより
記録は4秒近く上げたが、アテネ同様3位だった。
大会前は、水着問題で揺れたが、世界からしたら日本はイタリアや
中国などより、採用の対応は早かったので、水着を着こなしたか
どうかは別にして、水着によるハンディはなかったと思う。
アメリカでは、日本より遅い選考会前までナイキやTYRなどに契約
していた選手もいたし、ドイツはアディタスで、
ブリッタ・シュテフェンは女子50m・100mで優勝している。
(ドイツの選手には不評で、最近ドイツ水泳連盟はアディタスと
契約を解消している)
水着問題に隠れて、世界の水泳技術がより高くなっていることが
あまり知られていない。フェルプスが達成したアンダードルフィン
キックや、自由形のスプリント技術の進歩など。
(日本も北島選手の避抵抗の技術がある。)
特に日本のウイークポイント、男女ともに自由形が弱い。
これだけ自由形人口が多いのにもかかわらず。
私の北京オリンピックでいちばん印象に残ったのが、
男子4×100mリレーである。
ジェイソン・レイザック(アメリカ)はアンカーで、フランス
100m金メダリスト アラン・ベルナールに体一つリードされていた。
きっと世界中の人がフェルプルの8冠は終わったと思っていたと思う。
それを奇跡の大逆転!フランスチームの唖然とした顔が印象的でした。
記録もベルナール46秒73なのに、レイザックはなんと46秒06!
32歳の男がなんとすごいことをやってくれた。その後個人種目を
期待したが、ついに46秒台はでなかった。
(彼の練習は週に5回、練習距離一日4000m。4000mと言ったら、
日本の小学生選手レベル。驚きです。フォームチェックは欠かさず、
奥さんがチェックしてくれる。いっぱい泳げばいいという問題では
ないそうだ!)
しかし、
引き継ぎで46秒0がでるのなら、46秒台はもはや秒読みだと思われる。男子4×100mメドレーリレー 日本の自由形エース佐藤久佳選手、
48秒35とかなり頑張ったが、1位のアメリカ レイザック 46秒76、
2位オーストラリア 世界記録保持者イーモン・サリバン46秒65と
2秒近くも差をつけられている。
しかも決勝8チーム中8番の記録。48秒台は日本のほかには南アフリカ
だけだった。ロンドンオリンピック、もしも北島選手がでるように
なるとこのメドレーリレー、順位を上げるには今回同様、自由形が
キーポイント。
なんとか日本も47秒台の選手が欲しい。
入江選手、北島選手、河本選手?松田選手?そして自由形選手。
その為には?
北京に向け日本も自由形だけの合宿をしたりしていろいろ対策を
とっていた。
しかし、自由形に関しては、もう少し突っ込んで、46秒出すためには
どうすればよいのか?という科学的対策も必要ではないのだろうか?
オーストラリアは、石油やガスを処理するコンピューター技術を
水泳の技術分析に取り入れ、男子50m世界記録保持者
イーモン・サリバンの その泳ぎを分析し、
他の選手に当てはめて速くしようとする試みが行われている。
USAスイミングではジョージワシントン大学の、魚の泳ぎについて
研究している科学者たちにアンダードルフィンキックの研究を委託。
イギリスはロンドンに向けて、ソープのコーチやジャネット・エバンスのコーチなど名コーチ達を5つのトレーニングセンターに集めて
選手指導に当たらせている。
さて、日本はどういう対策でロンドンに臨むのか?世界に後れをとらな
いように頑張ってほしい。
スイムギア
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配信元 でなおし水泳塾
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